町田雅昭君が "KAROL - A man who became Pope" の日本語字幕版を製作

　クラスの仲間の皆さま

　ひょんな事から、上智の卒業生の「ピタウ先生が語る会」の有志で "KAROL - A man who became Pope" という映画の日本語字幕版DVDを製作することになり、 「カロル日本語字幕版DVD製作委員会」を組織し、版権を取得し、習志野教会有 志の翻訳をベースに字幕化に取り組み、この度完成し頒布を開始しました。 （お陰様で上智大学よりの後援もいただくことができました。）

　この映画はポーランド・イタリア合作で2005年に欧米他でテレビ放映され、大反響があり、DVD化されていましたが、日本語版がなくて口惜しい思いをしていたものです。

　まずはこの「カロル―教皇になった男」のウェブサイト（www.karoldvd-jc.org ）を覗いて予告編・あらすじを御覧ください。それから推薦文やリーフレットもお読み下されば嬉しいです。

　今年４月に聖人に列せられたヨハネ・パウロ二世の青年時代から教皇になるまでの約半世紀の壮大な歴史ドラマです。特に第２次大戦でのポーランドのナチス支配、大戦後のソビエト支配の過酷な歴史を原寸大に感じることができます。その中で苦悶しながらも成長し、銃ではなく愛と祈りで人々を導いていったカロル（後のヨハネ・パウロ二世）の姿は見ものです。

　教皇になられて「空飛ぶ教皇」と異名をとられた、日本にも来られた、サン・ピエトロ広場で狙撃され、危うく命を失うところだったことはよくご存知でも、教皇になられる前の事は殆ど知らないという方がほとんどだと思います。信者の方も、信者でない方も、ひとりの人間の偉大な魂の旅路と当時の東ヨーロッパの政治情勢・民衆の苦しみ・歴史の切迫した状況に触れて胸がドキドキすることでしょう。常ならぬ感動をお約束します。 町田雅昭

2014.10.14