「尾瀬豆腐のおからを使ったレシピを3つ考えました」ということで、那須の浜崎維子さんからお便りがありました。「尾瀬豆腐」とは、前にもご紹介しましたが(14、38)、群馬県片品村で千明市旺(ちぎらいちお)さんという人が作っているこだわりのお豆腐ですが、その過程でできるおからもまたほかにはないおいしさ。浜崎さんは何度もそこへ足を運び、また宅配便で注文したりして、ご自分でレシピを研究してこられたのです。今回は3種類を順次ご紹介していきます。
まず最初は、《おからボール・がんもどき風》。
■材料
尾瀬豆腐のおから |
200グラム |
大和芋 |
150グラム |
卵 |
小 2こ |
(具) |
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人参 |
100グラム |
牛蒡 |
20グラム |
銀杏 |
15個 |
きくらげ |
8枚 |
白煎り胡麻 |
大さじ1/2 |
黒煎り胡麻 |
大さじ1/2 |
揚げ油 |
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■作り方
1 |
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人参は長さ1センチの千切りにする。牛蒡は細かい笹掻きにして、みじん切りにして、水にさらしてあくを抜き、水気を切る。
人参と牛蒡を胡麻油でさっと炒めて冷ましておく。
きくらげはぬるま湯につけて戻して、細かい千切りにしておく。
ぎんなんはそれぞれ二つに切っておく。
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2 |
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おからをボールに入れ、すり下ろした大和芋と卵を入れ、よく混ぜる。そこへ「1」の具を入れ、胡麻も入れ、よく混ぜる。 |
3 |
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平たい円形に丸める。 |
4 |
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揚げ油を熱して、弱めの中火で、最初の面が色つくまでは触らないように気を付けて
2、3回返しながら、良い色がつくまでじっくり揚げる。
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5 |
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できあがり。
おいしぃ〜。 |
維子さんからひとこと:「尾瀬豆腐のおからは本当に上質で、しっとりしている上に大豆特有の豆のへそ(黒い筋、へそというべきかどうか分かりませんが、千明さんに聞いてみて下さい)が入ってないので、見た目もとても美しいのです」
このレシピについてのご感想は、メールでどうぞ。
浜崎維子:hyhamas@d7.dion.ne.jp
なお、尾瀬豆腐とおからは、笠松のところから近いので、ご希望の方はご遠慮なくお申し出ください。帰京するタイミングとあえば、四谷あたりで直接お渡しできます(毎週というわけにはいかないけど)。最近は電話かファックスでも注文でき、宅配便で送ってもらえるようです。Tel:
0278-58-3480。笠松から聞いた、とか、浜崎さんのおからメニューを見た、とか言えば喜んでくれると思います。
◆早速一色さんからお便りが来ました。
「浜崎さんのお料理は相変わらずすばらしいものですね。写真もいつもプロみたいな映り方ですけれど、彼女が自分で撮っているのですか。あまりにおいしそうで、彼女の作ったお料理がそのまま目の前にあったらいいな、なんてことを思いました。
今ある目的のために、ちょっぴりいそがしい日をすごしています。2月の終わりになったら、それが済むので、そうしたら彼女のレシピにも挑戦できるかな、と思います」
◆料理雑誌「四季の味」の春号(32号)53ページの〈家庭の味〉の欄に、維子さんの料理が出ています。さっぱり味の五目煮豆。本屋に行ったら、ついでにご覧下さい。(2003.3.28)
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